2009年8月2日日曜日

東海道クルマ膝栗毛……新しい名神高速が出来ている!

昨夜、鴨川松原橋近くの某所で鱧を鱈腹食う。昔はウマイとも思わなかったものだがなぜか食いたくなった。歳なのか。

関西は久しぶりだったが、いろいろ新発見があった:

  1. 泊まったホテルの庭で偶然石川九揚(木偏)の筆跡を見つける。「春は花夏ほととぎす秋は月冬雪さえてすずしかりけり」とある。道元禅師の句。このホテル(京都国際)は、洛中にありながら庭園のセンスが良く、広い駐車場スペースがあり、LAN回線付きの安いシングルも揃えているので、クルマで京都に行く人にはおすすめ。
  2. 帰路、名神草津ICの当たりに「新名神」なる表示があった。こんな高速道路が出来ているのだ。おいらじぇんじぇん知らなかった。おいらには道があると先まで言ってみたくなるという野次馬性分があり、さっそく行ってみる。新名神、東名阪道路、伊勢湾岸道を経て豊田ICで東名とジョインする。数十キロは短いようだ。でも東名は混んでいるし景観が単調なので眠たくなる。結局中央高速の往路よりも長く時間が掛かってしまった。料金は同じく「1050円」。雪が積もる冬場はいいかも知れない。
  3. それにしても草津から亀山JCTあたりまで、人家が一軒も見えない。近畿地方にもあんな「秘境」が残っていたんだ!
  4. この「新名神」は、おいらのカーナビには載っていなかった道路。データは最新版のはずだったんだけどな〜。これに限らず東京を離れるとカーナビに載ってない「新道路」が数多くある。ニッポンの道路族は依然として頑張っているのだ。新名神は需要があるからいいけどね。
  5. 今回の石川九揚の石碑の発見といい、新名神の探検といい、葛飾で散歩中大田南畝の石碑を偶然見つけたり、出くわした小川の流れ行き先を日暮れまで追い続けるという永井荷風の戦後の小品「葛飾土産」的東海道膝栗毛でありました。

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